Juanita 2022

2022年の振り返りをしたいとおもいます。

形あるもの

文芸批評サークルの立ち上げに一枚噛ませてもらい同人誌を発行しました。私が書いたのは「陰謀論・子供・小児性愛(一)」というタイトルの論考ですが、いわゆる合同誌なので陰謀論小児性愛以外のコンテンツも充実しています。都会育ちのおままごとに皆様の補助金を投入してください。

文学フリマに行って自分が文学が好きではないことを知りました。古典はともかくスマホやパソコンが登場する小説を読む意味がわかりません。自分は絵が下手で音楽もできないので自己を表現する手段が文字しかないというだけだったらしいです。今書いてる続編「陰謀論・子供・小児性愛(二)」は史料的価値もあるので割りと良い出来だと思います。次号は春発行の予定です。

むべなるかな

ツイッターのフォロワーがどんどん父になって消えていくので見送りました。みなさんとても輝いています。素敵です。じゃんじゃか子供作ってください。男三兄弟で全員発達障害な小学生と身近に触れ合う機会があり、ある日お父さんが迎えにきているというので送迎を口実に御尊顔を拝謁しました。暗がりでよく見えなかったのが尚更御簾に隠れた天皇のようで父を感じました。幼少の私にとって父とは厳しさの象徴ともいえる存在なので娘は知りませんが息子なら今はなき懲戒権を秘密裏に行使するといいとおもいます。

妻曰く私は人の気持を慮ることができないASD傾向の強い人間だそうでそれが原因で主に旅先で妻の機嫌を損ねてしまうことが多々ありました。特に初夏の館山に行った時はそれは大変なことになりました。それ以降は漸進的ではありますがハードソフト両面で改良を重ねました。今年両者とも最も成功したと感じた旅行は晩秋の茨城です。まずはいいクルマを借りることです。クラウンにしましょう。ご飯はチェーン店にしましょう。マクドナルドなどのファストフードかご当地チェーン店。ばんどう太郎は当たりでした。あとは目的地をいくつか設定し全部回ろうと思わないことです。ハード面しか挙げていませんね。そういうとこだぞと言いたいです。

たくさんご飯を作りました。妻がお昼帰ってくるようになったのでお弁当は作らなくなりました。お弁当よりお昼ごはんを作るほうが楽ですね。あの決められた大きさの箱に冷めても食べることのできる料理を詰め込むことは意外と難しいです。スープジャーがあれば別ですが汁物を持っていくことができないのもハンデになります。味噌汁一杯からいりこと昆布で出汁を取るのが私です。別に自分が食べるものではないのでインスタントでも構わないのですが自分がまずいと思うものを相手に出すほど食へのプライドは緩くないらしいです。自分で料理が作ることが出来なかったらどんなモラハラ男になっていたことでしょうか。

労働に変化はないです。午前に車を貸し午後に教育を施しています。どちらもそれなりに気に入っていますが教育は一度に3人から4人の教科も学年もバラバラな子供を相手にするので面倒です。成績が良い子の相手が楽かと思いきやできる子はスピードも早いので次の指示を出さないと手持ち無沙汰になってしまって大変です。一番楽なのは弱者男性まっしぐらな痩せ型で成績がドベの中学3年生です。プリント見開き1ページしか進まないので途中解説を挟み最後に答え合わせをするだけで済みます。

うつつならざるもの

最後に一富士二鷹三茄子ではありませんでしたがマトリックスの世界で戦闘中のネオばりに身体がピクピクしていたと妻が証言していた私のマトリックスを記して終わりにします。

1980年代くらいの渋谷原宿のような街でコスプレイベントが開催されていた。自分はコスプレとは関係なくその場にいて目貫通りを歩いていたら誰かに後ろからちょっかいを出された。無視したがまたちょっかいを出されたので振り返るとそこには2人の姉妹。妹の方が挑発してキスをしてきたのでこの程度はキスではないと煽り返すと今度は姉の方が頬にキスしてきたのでその唾液を淫靡に舐めとったら姉の方がなんか興奮しだしたので振り向きざまにこちらからキスをしたら堕ちてしまったので流れでホテル街へ。鍵をもらって階段上がると外に出る。外階段に出るととても混んでいる階段を上がるとさらに混雑し、廃校になった小学校の屋上が現れひとつの扉へと行列をなしている。そのまま列に並ぶとすごい待ち時間なので建物と建物の間を飛び越え行列をショートカットする。扉は向こうからしか開かないらしい。扉が2回目に開いた時姉が中にいた。中はカプセルホテルのよう。しかし妹がいないため探しにいく。名前を聞いたが忘れた。

気づくと明け方になっている。行列をなしていた建物は階段式の半円スタジアムになっていた。人がだいぶ減って治安部隊の虐殺が行われている。どうやらこの日本は共産主義なのか反革命分子を捕まえようと扉の前を治安部隊がスタンばっている。扉を開けると捕まると思った。この国ではチャックを半分まで下ろして白いジッパーを見せると忠誠を誓うことを意味するらしいのでその状態のままホテル内にいる邪魔な男たちを次々に唆して扉を開けさせ捕まえさせる。男の多くは捕まったりその場で処刑された。場面が変わり東京にミサイルが着弾。東京タワーが折れビルが崩壊する。マトリックスのセンチネルのような蜘蛛がホテルに取り囲む。いつの間にか姉妹両方のいる個室の扉を開け2人に「あとで行く。ここでおとなしくしてろ何があっても開けるな」といい御簾を下ろし蜘蛛との戦闘に挑む。目線を切らすと攻撃してくるらしくあえて一瞬切らして正面から特攻してきたところにナイフで突き刺す。他の男がどんどんヤラれていく。

俺が一番強い。殺しまくった。姉妹と二度と会うことはなかった。